野火 観賞
もう遥か昔の話ですが、大岡昇平の野火を読んだ。 極限状態の中での旧軍の話の小説で、もはや話はうろ覚えでしたが、なんとなく覚えているのがジャングルの中で食糧もなく、時折遠くに見える狼煙のような煙はなんだろうと言うような謎と、後の狂気。 と言うような感じ位の記憶でしたが、もう既にDVD化されてはいますが、公開時は一部の映画館でしか見られなかったのすが、3月に近隣で鑑賞出来た。 大きな予算は無いと思われるけど、戦地の臨場感や緊迫感がある。 冒頭の何度も行ったり来たりを繰り返す状況を見て、直ぐに苛酷な状況なのが伝わってくる。 戦争映画と言う訳ではなく、窮地に追い込まれると人はどうなってしまうのか引き込まれる。 最後まで見て小説を覚えていないので新作のように鑑賞出来ました。 以前にも映画化されているようなので、機会があればそちらも見て見たいですね。
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