ボルサリーノ 観賞
午前十時の映画祭での鑑賞です。来年度も開催が決定しているので、またまたラインナップが楽しみです。 作品によっては新作よりも人が入っているかもと思う過去作もあります。 と言っても新作でも10人以下とかざらですが。 この作品はかなり古い作品で見たのは初めてでした。 アラン・ドロンが出てるギャング映画位の認識位しかありませんでした。 老いた感じの現在のニュースなんかを見ましたが、笑点でも今で言うとイケメンの代表として今もネタにされているので、若い人でも聞いたことがあるかもしれません。 作品を見てみると、ローリング・トゥエンティ時代ではなく、1930年代のフランスでのギャングの話しで、米のギャング世界とは違う感じでした。 着ている服がなんかおしゃれ。 刑務所出て間もないのに、なんでこんな高そうな服着られるんだという感じです。 色とりどりでウールの分厚い生地がスーツというより、背広って書く方が合いそう。 事あるごとに衣装が変わってて、洋服なんか全然興味ない自分でも一つの見どころでした。 冒頭の軽快なテーマソングは一度は聞いたことがあると思いますが、自分としては初めに聞いたのが、車のアクロバットでおなじみだったいすゞジェミニのCMの音楽。 ですので、映画を見た時はジェミニの音楽って思っちゃいました。 アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドが手を組んで悪さをしますが、やっぱり段々追い詰められていきます。 スカーフェイスのような狂気さがない、おしゃれな服装でトンプソンを乱射するシーンが印象に残ります。
元旦にニッポン放送で現存している初代ゴジラ公開前に放送されたラジオドラマの特番があったので、後日ラジコで聞いてみました。 いまじゃラジオドラマ自体大したことでもありませんが、テレビも無い時代なので、話題だったかもしれません。 冒頭でやたらゴジラに詳しそうな女性アナウンサーが話しておられて、ガバラの名前が出た時か、普通に「オール怪獣大進撃」って言われたので、「何者?」と思って調べたら、なるほどお詳しいわけでした。 それで、「まさかの夢落ち」って言われてたのが、気になってゴジラ映画で夢落ちなんて回があるのか見たくなって見てみました。 確かに怪獣の出てくるシーンは一郎少年の夢の中の妄想で、覚めると夢なので現実にはなにもない。 なるほどあったんですね、こんな回が。 ただ、ラストに実は全て夢でした、という訳ではなく、怪獣島に行きたいと、手製の通信機のようなおもちゃで妄想しながら夢の中に入るので、ゴジラのシーンは現実ではないのが最初から分かるので、違和感のない夢落ちと言えます。 今回、初めて見ましたが、完全な子供向け時代のゴジラです。 と言っても飛行するジェット戦闘機をつかんでは破壊するので、子供に優しいだけかもしれません(夢ですが)。 しかし、ミニラが一郎少年と同じような大きさには、どうなんだろうと思いながら、妄想だからいいかと思っていたら、ゴジラやガバラと絡む時は巨大化するシーンがありました。 死神博士やワイアール星人の奥さんの役者さんも出てました。 ラストは妄想シーンもなく、ミニラの頑張りに一郎少年も強くなるという一風変わった作品でした。
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