テオ・ヤンセン展へ
千葉県立美術館でテオ・ヤンセン展が開催されているのを知って、これは行かねばと思い、行ってきました。 本日1月21日で終了します。 来場者は3万人を超えたとのことです。 一度見たら忘れられない、骨組のような物体が、象や牛のように歩行したり、足がいっぱいあるのは、まるで大型のムカデのような動きが目を惹く作品群を実際に見てきました。 それにしても、このような動きが出来る構造をよく思いついたものです。
アニマリス・ペルシピエーレ・プリムス。 結構な数の作品が展示されてました。 これで、7メートル半あります。 それぞれ制作年によって、~~期、~~の時代となんか古代生物や恐竜のような生物感を感じます。
初めて見た頃は、木材で出来てるかと思ってました。 実際はプラスチック部品とかで造られてます。 何の動物ってわけではないですが、全体的なフォルムで頭なんだなとか連想出来ます。
風力が得られるような海岸で動くイメージでしたがペットボトルの圧縮空気で動くタイプもあります。 減りゆくオランダの砂浜を自然に砂を掘り起こしてくれるような作品として生み出したらしいです。
塩ビ管も近づくとそのまま使われているのが分かります。 結束バンドがそのまま切らずに使われていたりする所もあったり、そういうのは、動物の体毛だったりにも見えるので、かえって生物感を感じます。
これはムカデのような次々と足の動きが伝わっていきながら歩くような動きで、気持ち悪い位きれいな動き。
こちらは実際に本体を持って前後に動かして自分で動きを体感出来るようになってます。 感激。
アニマリス・スクイーラはなんと全長17メートル。 分解して運ぶんでしょうけど全てを運ぶのは大変でしょうね。 ここのスペースでペットボトルの空気動力の大型のストランド・ビーストを実際に動かしてもらえる歩行イベントもあります。
材料の一部。 肺とされる動力のペットボトルが身近で、他を見ても特別な部品もなく、実によく出来てます。
ショップにてミニサイズの組み立てモデルも販売してます。 実際に風の力で同じように動きます。 うちわだと相当の力がいいるので、館内の見本にはハンディ扇風機も置いてありました。
余談・・・おっさんずラブ リターンズが面白すぎます。 劇場版や、in the skyは別物な感じでしたが、1作目の正当な続編って感じで、キャストも同じで、テンポやノリも良く、細かなシーンが最高です。 謎の隣家も加わって展開も気になります。
« 排莢式フィンガーアクション S&W M&P40型 レーザートイガン | トップページ | ボルサリーノ 観賞 »
コメント