映画3連発 ザ・バイクライダーズ、 テリファー 聖夜の悪夢、 雨の中の慾情 観賞
11月下旬、映画で見たい作品が3本公開になったので、早めに見ないと自分の好きな時間帯に見られなくなるので、頑張って見てきました。 以下ネタバレありますのでご注意ください。 ザ・バイクライダース。 邦題で「ザ」を冠するタイトルはあったりするけど、理由はよくわかりません。 検索で出にくかったりするので、バイクライダースでもいいような気もしますが。 そんなことはさておき、夏に映画館で公開になるのを知りましたが、上映館見たらもっと近くで見られたので、そっちへ。 個人的にはボンバーライダーズ以来の期待感。 パンヘッドが主な時代。 燃費の悪そうな巨大なアメ車も出てきます。 ハーレーダビッドソンのバイクも主人公とも言えますが、走ってるシーンが主で始動シーンやアイドリングの音なんかをもっと見たかった。 古いハーレーはやっぱりカッコいいなぁ。 2030年代以降にもなると、製造から100年を超えるハーレーも行くとこ行けば元気に走ってるんだと思います。 ストーリーはチームの抗争が主でアメリカの暴走族は薬物や武器とか日本とやってることが違うので、抗争は恐ろしいですが、悪が成立する話にはならないのでラストは殺されたり、チームを辞めたり、のっとられたりと青春物語的な事は一切ないです。 マッドマックス怒りのデスロードのトム・ハーディさんが出てます。
ホラーとかスプラッター映画はそれほど見ませんが、2作目をなんとなくレンタルで見て、アート・ザ・クラウンが不気味に微笑んでるだけで話もしない、何の繋がりもないのに傍にいて殺戮するだけという、殺されるまでのスリリングさとか全くなく「悪魔のいけにえ」のように、直ぐにいたぶられる所がいさぎよくて他の映画と違い、続いて1作目、ZEROと見ました。 アート・ザ・クラウンの怖いシーンで顔を隠せるお面が貰えました。 今回は彼女?が出てきます。 新作のジョーカーとは別ジャンルと思いますが、アメリカで動員数がジョーカーを超えたとなっていて、同じくペイントした主人公のスプラッター的な内容を期待した映画に沿っていたと言うことでしょうか。 日本ではあの事件以降、スプラッター系は自粛されているのか、あまり見かけないようですが、自分が見た時は女性も多かったように見えました。 ただ言っておかないとデートとかでただ選んだだけで見たら台無しになる映画だと思います。 アート・ザ・クラウン。 神出鬼没なので、人じゃないです。 殺される側も直ぐに殺されたり、それだけの痛手を負って、おかしいだろって人もいままで出てきますが、今回は人間の手が直ったり、アート・ザ・クラウンもオカルト要素があったり、その辺は入れてほしくなかったです。 なんだかよくわからない仮装の人?って感じだけでいいです。
ピンボケ。続いて「雨の中の慾情」。 欲情ではない。 つげ義春氏原作。 貸本時代は未読の作品も多いですが、この作品読んだ記憶も無いので調べてみると未読でした。 ガロ以降の作品はほとんど見たと思っていたら、そうでもなかった。 「やもり」も未読だったので、最近文庫版を読んだ。 まだまだありそうな。 で、見るまえに読みたいと思い、探すも「ねじ式」等いろんな本に掲載されてるような作品ではなく高額でもないもののそれなりの値段がするので、あきらめました。 ストーリーに他のつげ作品の「池袋百点会」や、事故にあって倒れている女性に手を出すようなシーンが盛り込まれてます。 日本の人の話だけど普通の日本ではない情景。 展開も突拍子もなくて引き込まれますが、途中、急に主人公が兵隊の戦闘中のシーンになり負傷して気が付くとベットにいる。 今までのストーリーは夢だったのか。 その後は入り交じりで見てて何が現実なのかわからなくなってくる。 思ったのは、異国な感じながらも戦後の幾分豊かになった昭和の暮らしのような車や雑貨、生活感がありますが、現実の世界のような時代は戦時下なのが変な感じ。 太平洋戦争と言っているわけではないので、なんとも言えませんが。 両方とも夢で、また別々の話なのか。 ラストのシーンを考えると全て妄想なのかも、とも。 幻想的なシーンもあり、なんとも言えない世界観を感じます。
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