午前十時の映画祭14へ
前年度も午前十時の映画祭の見たい作品だけですが見てます。 今年度も開催が決定で嬉しい。 以下過去映画ではありますが、ネタバレありますので、まだ見てない方はご注意を。 小早川家の秋。 ほとんど見たことない小津安二郎監督作品ですが、興味はありましたので、見ました。 昭和の30年代の日本的な風景やモダンなバーとかあったりで、都会的な生活も融合してたり映像が美しい。 当時は懐かしいなんて感覚も無いと思うので、また今見るのとは全然違う感覚だと思いますが。 やっぱり映像とセリフまわしとかいいですね。
宗方姉妹。 これは読めない。 知ってる人ならスラっと読めるでしょうが、むなかたしまい。 ではないく、むねかたしまい。 でもなく、むねかたきょうだい。 読めるわけない。w こちらはモノクロ作品。 1950年公開。 戦後5年でこんなにモダンな生活している人がいると当時だと憧れで見る人もいたんだろうなぁ。 皆じゃないけど映画も楽しめる時代になっていたと言うことでしょうか。
マッドマックス。 ブルーレイ持ってるけど、いつでも見られると、買った時きり見てませんが、劇場だと行かねばとなってくる。 当然ですが、スクリーンだとやっぱり違う。
ピンボケ。 続けてマッドマックス2。 ちなみに3はやらない。 まぁ納得。 両作とも夏休み時期に合わせた娯楽作品とも思いましたが、自分も含めておじさんばかり数名。 車離れと言われるけど、こういうの面白いと思う青少年がいないと古典名画になっていってしまうのか。 自分は1も2も大好きですが、3は、あらためて見た時、車同士のバトルシーンもありながら、印象に残る車両がないのと、メインは車のない世界だったのが、大体の評価になったように思えます。
男たちの挽歌。 見ていて記憶がないから見たのは初めて。 2以降は今回やらない。 連続物じゃないから役は違えど、お馴染みの役者が出てて安心して見られる。 昔、テレビの深夜に見た山口百恵さんの、「さよならの向こう側」を香港の歌手がカバーする曲が使用されていたのは、これじゃなかったかと思ったら違ってた。 狼たちの絆。 まだレンタル出来たので見てみた。 名曲なのは、間違いありませんが、日本で聞いてきたイメージが強すぎてちょっと違和感を感じてしまう。 15もあるならチョウ・ユンファ、ジョン・ウー作品もっと見たい。
スターリングラードは午後ローとかで何回か見たし、どうしようかと思いましたが、行きました。 製作国にロシアが絡んでないので、ソ連側の自国の兵に対する仕打ちも描かれてる。 スターリングラードの攻防戦と言うより、狙撃兵の印象が強い映画ですが、そう言えばCDまで買ったあの曲が流れないよなぁと思ったら、同名の違う映画だった。 制作年明記で分けられているようですが、ややこしい。 こっちの2001年版は午後ローとかで見て内容の記憶はありましたが、1993年版は内容が全く思い出せない。 CDのジャケットの略帽被った数人の独兵の顔が並んでる位の記憶。 スクリーンで見ると、ラストの独将校のスナイパーが撃たれるシーンは迫力。
予告入れると3時間近い。 トイレも心配なのでなるべく水分取らずに観賞。 これもブルーレイ買ったけど、そうは見ない。 スクリーンだとまた見たくなる。 T34ベースのタイガーですが、よく出来てるのであまり気にならない。 やはり、スクリーンだと爆撃や砲撃に音や、振動で迫力がある。 冒頭のDデイのシーンは史上最大の作戦よりも怖い位の臨場感がある。 個人的には、マーダーに火炎瓶投げたり、20ミリ機関砲の音が印象に残る作品。
我ながら思いついて気に入ってる「はたで見てると面白い人だけど、近くにいたら嫌な人」。 スカーフェイスを考えると、このフレーズが出てくる。 これも予告入れると3時間近い。 テレビではノーカットで放送されてないと思い、レンタルで見たことがありますが、忘れてるシーンも多く、楽しめた。 楽曲も素晴らしい。 銃撃シーンも迫力がある。 ラストにとどめを刺す用心棒は無言でゆっくりで、こっちの方もインパクトに残ります。 全部は見てませんが、ブライアン・デ・パルマ作品やっぱりいいな。
ピンボケ失礼。 こちらは予告入れると3時間超。 水分は控える。 デ・ニーロさん好きではありますが、出演作も多く、実は数作品位しか見てません。 カジノも見たことなかったですが、見ようか迷いましたが見てきました。 冒頭の爆破シーンを見て、演じる主人公が爆殺されるまでのは話かと思って見てたら実は・・・。 このシーンの時代でも燃費の悪そうな大型のアメ車に乗ってますね。 スカーフェイスほどキレたりしませんが、上にあがっていって次第に追い詰めれていくストーリー。 違うのは一応裏稼業ではないこと。 元は悪人なのでイカサマする人には手を潰したりと、怖いシーンもありますが。 相方は儲けを手放せば解放すという案外優しい?。 実話を基にした作品なので、それもあるのかも知れませんが。 最終的には自分も追われる身になり、周りが次々に殺されていくシーンはアウトレイジを思い出す(カジノの方が先ですが、個人的見た順で)。
年に2作位入れられてる東宝の特撮作品。 初見も多く楽しみの一つ。 海底軍艦も初。 リアルタイムで見られた世代ではないので、この頃は怪獣図鑑を見てマンダが出てくる映画位の印象。 モノクロ作品の為、あまり再放送に恵まれなかったウルトラQの怪竜も自分にとっては謎の怪獣でしたが、後の特撮の専門誌とかでマンダの流用だと知る。 80年代位、オータキだったか轟天号はプラモの復刻を買った記憶があります。先端のドリルが印象的で、よく知らないながらも箱絵がよくて買ったような。 結局作った記憶がない。 映画を見て伊号潜水艦やら旧軍の反乱部隊とかなかなか現実感がある。 轟天号のドックからの発進シーンは見どころの一つ。 ウルトラホーク1号やMJ号の発進と同じく時間をかけて見せてくれる。 驚いたの水面に上がってきて、そのままスーっと空中に。 小さな翼が出てきたりしますが、後部からとか、なんの動力の演出も特にない。 蒸気人間が次々と現れるシーンはちょっと怖い。 ムー帝国の宮殿のセットは絵やハリボテかと思われますが、広大で今じゃ考えられない位の規模に見えます。 俳優さんはお名前のわかる人も多数出ておられますが、60年以上前の作品でもあり、さすがに鬼籍に入られた方も多いです。 マンダの活躍も少なく子供が怪獣を期待して見たらちょっとガッカリ感のある大人が楽しめる作品。 ムー帝国の潜水艦からマンダがレーザー光線を発射するので、飼いならしたのか・・・と思いきやマンダ型レーザー砲でした。
特撮のもう1作は妖星ゴラス。 これも見たことないけど、子供の頃はケイブンシャの怪獣怪人大百科とかでマグマが出てくる映画位の認識がありました。 後年になって知ったウルトラQに流用されたトドラの方が誌面とかで見る機会は上ですね。 子供が怪獣を期待してワクワクしながら待ってても終わり近くに出てきてヒーローは出てこないので、あっさりやられます。 何の知識もなかったので、マグマはゴラス星の怪獣かと思ってましたが、南極の古代怪獣だったんですね。 設定がこれで爬虫類?。 プラモにもなってますが、ただの生物巨大化なのであまり好きじゃないです。 ゴラスって火球そのままなので、生物が住めるわけないですね。 最初に偵察に出た宇宙船もひょっとしたら最後に助かってるんじゃないかとも考えましたが無理でした。 解せないのは宇宙船の乗員の水野久美さんの恋人が宇宙で消息を絶ってから、そんなに時間が経ってないのに、別の慕っていた同僚が、なんでか直ぐに恋人扱いのようになって違和感が。 予告だと伊福部氏の楽曲が使用されてましたが、映画では違い、東宝ぽくなく新鮮でした。 南極に無数の装置を置いて地球を移動させるのも凄い発想の見せ場ですが、ゴラスの接近による津波も見応えのある特撮シーンでした。 怪獣の出番が少なくても子供も楽しめます。 エンジン部が垂直に可動するジェットビートルの元になったVTOL機も出てきます。 設定が1980年代で新聞も出てきますが、若い人が見たら1980年代ってこんな感じだったと勘違いされそう。 ウルトラセブンは確か199X年とかの設定だったと思いますが、劇中で触れられることはなかったと思いますので違和感ないです。
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